わたしたちの仲間を紹介します。

挑戦すること、変化することを強さに

MORI KAWAMURA

システムインテグレーター河村 森

ユーザーニーズに応えるための取り組みが
自分自身のゆとりを生む結果に

今、私はWeb系のクライアント先に常駐して、要件定義から導入・保守まで、ほぼワンストップな状態で開発に携わっています。近頃はイーコマースサイトの構築が中心になっています。トレンドのサイクルが早く、常に最新情報でアップデートしていくことが必要になります。新サービスがスタートすれば、軌道に乗せるための施策を貪欲にこなし、昨日のブラウザアップデートで問題が起きれば、すぐに対処する、目まぐるしい毎日を送っています。限りある時間の中で多くのタスクをこなさなければならない状況に参画当初は何から始めてよいか戸惑いました。「ひと月続けられるのだろうか?」とも。ですが、そのような状況下にいると時間を作るために、既存のタスクについて本当にやるべきかを調査して見極めたり、タスクの効率化を図ったりと、自分の中に仕事の進め方の引き出しが増えいくことも実感しました。ユーザーニーズに応えようと行った取り組みで、自分自身がゆとりと自信を持つことができました。

いつでも最優先にしていること

発注からリリースのサイクルが早いため、現在のクライアント先での開発はアジャイルを採用して行っています。
クライアント先では毎日のようにリリースが行われます。運用中のWebサイトに対しての開発が多く、サイトを一旦クローズすることはよほどのことがない限りは許されません。バグが起きたら即損害につながります。ハラハラです。
やはり、エンドユーザーからはリリースの時期など、スピード重視の要望を受けることが多いです。勿論、スピードは大事なのですが、私自身は安全性を一番に考え、エンドユーザーに対して、一方的な不利益にならないような提案を心掛けています。スピードと安全性、二律背反するようなこれらの命題をスムーズに解決することは難しい場面もありますが、そのような場面での計画の組み立てや折衝は、やりがいを最も感じるときです。

かつてはギア全開で、がむしゃらに仕事に取り組んだことも

視点を変えて考えることで、自分だけでなくチームの業務をぐっと効率化

あるクライアント先で、新サービスの提供に伴って、イーコマースサイトの発注が急激に増加したのですが、勿論、発注が増えることは良いことだったのですが、その量をこなすための体制構築が追い付かず、思うように開発が進まなかったんです。当然のごとく、クライアント先の上層部からは、「一サイトの開発期間の短縮」と「リリース後の運用の効率化」ができないか求められました。回答するまでの期間もあまりなく、要員をアサインするにもそれなりの期間は要する。悩んだ挙げ句、ある一つのことに気が付きました。社内のいくつかの開発チームが縦割りになっていたのです。開発中の問題も各チームで完結しており、横の連携がない。同じような問題への対策を実はこの複数のチームがそれぞれ行っていたんです。これはもったいないと思い、私が提案、取り組んだのは、横連携の強化でした。問題の種類はだいたいフェーズに対応していました。また、個別性のある部分を除けば、共有可能なプログラムもあることが見えてきました。いきなり縦割りだったチームを横割りにすることは難しかったので、情報共有用のツールを導入し、チーム間でスケジュール、問題、どのようなものを開発しているのかを共有できるようにしていきました。これによって、大幅に開発工数を削減できました。このときのことは、自身の成功体験として色濃く残っており、今の私の仕事やり方にも活かされていると思います。

お客様とともに理想を探し求めていたから得られた折衝力

お客様の問題解決にはすべて調査が必要だと私は考えています。これも以前、経験したことなのですが、イーコマースサイトを構築していたときのこと、運営元であるお客様より、LINE@などで接客をやりたいという要望がありました。しかし、このイーコマースサイトのメインターゲットとなるユーザの年齢層は40歳台と、LINE@のターゲットと少しズレがありました。LINE@の導入はリリース後でも可能なため、まずはわかりやすさ重視で一般的な、お問い合わせ窓口で対応することを提案しました。その後、リリース後のリサーチでは、お問い合わせ窓口利用後の購入率が高いという結果が出ました。正直なところ、ホッとしました。教訓ではありませんが、コンバージョン率を上げたいと思うとき、盲目的に費用をかけたり新しいクラウドサービスなどを導入しがちですが、必ずしも、目標達成のための有効なプロセスになっているとは限りません。そんなときはやはり、客観的に本来のゴールを見定め、そこまでの道のりをリサーチし、できるだけ目標達成に即した提案を冷静にすることが、私たちの役目のひとつではないかと思っています。お客様と正反対のことを言ってしまうこともありますが、理想の実現には時にはこういったことも。こうした経験からお客様と信頼関係を築きながら意見を交わす折衝力を培うことができたと思っています。

チームの動きが変われば
個人の働き方も変わる

musubisuを選んだきっかけは、自己成長を図れる環境があると思ったことと、以前、代表の室生(むろせ)と同じ現場で働いていて、その働きっぷりを見て、強いインプレッションを受けたことです。当時代表は私が所属していたチームのリーダーでした。仕事のさばき方、チームの作り方、運営など学びっぱなしで、難航していた局面がクリアになったり、何となくお互いに気を遣って動きづらかったのが、嘘のようにお互いにフォローし合えるようになったりと、人によってこんなにもいい方向に変わるのかと。そんな強烈な原体験が今の自分を形成しています。自分が不可能に思っていたことが実現していくのを目の前で見て、自分も何事にも積極的にトライしていきたいと思い入社を決意しました。

一人ひとりの挑戦と変化が
チームの成長につながる

ベンチャーだからこそ出来ることが詰まっている会社だと思います。同時に社員をサポートする体制も整えられています。女性社員の妊娠と出産に際して、社内で相談をして産休育休を整えた経験もありますし、男性社員には妻の出産の際に取得できる休暇ができました。
この数年で、私生活では結婚と子どもの誕生という大きな変化がありました。もちろん私自身、妻の出産の際には休暇を取得しました。独身の頃はギア全開で仕事に取り組むことも楽しみの一つでしたが、現在は業務の今後の流れを予想しながら、自分の働き方を調整しています。例えば、「来週は休みを取りたいから、今週からタスクを数日分前倒しでこなす」「定時で帰るために効率化できる業務を見つけていって、通常タスクの工程を減らしていく」など。
こうしたちょっとしたテクニック(笑)が、これまでのお客様との折衝や業務効率の改善に取り組んできた経験から得られたのは間違いありません。業務に見通しを立てて裁量を持って働けるからこそ、家庭も仕事も大切にできる働き方が実現できていると感じています。仕事と家庭の両立やライフワークバランスについて、安心して働けていることが、前向きな気持ちで新しい仕事に挑戦できる取り組める好循環を生んでいます。
ライフスタイルの最適解はそれぞれの方の価値観にゆだねられています。私にとっては、「挑戦しながら、プライベートの時間も確保できて安心して働ける。」今はこれが理想ですね。それぞれの社員の最適解はちがっても信頼関係が社内にあるからこそ新しい制度を作る時もフラットに話し合うことができたのでしょう。一人ひとりの自発的な思考と行動が、挑戦すること、変化することとなり、個人と組織どちらの成長にもつながっていくと感じています。
一歩前へ進もうか悩んでいる方は是非musubisuで一緒に進みましょう。切磋琢磨できる仲間とともに成長していくmusubisuを五感で感じましょう(笑)
「あなた」と一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

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